・困っていることの説明が難しい

診断がついていれば、説明や行くべき診療科などが分かりやすくなるかと思いますが、診断がついてないと先生などへの説明がとても難しく、具体的に説明してもなかなか伝わりづらいと感じます。


・相談先が見つからない

例えば、支援を受けたいときや手続きの申請をしたい時、困ったことを相談したい時にも病名を求められることが多いのが現状かと思います。

当事者の会も病名があるからこそ入れる人だと長らく感じていたので、病名がないと受け入れて下さる相談先を探すことも簡単ではありませんでした。

そんな中で働いていた時期に利用していた支援機関は、ハローワーク 専門援助部門や障害者職業センターでした。その時に疑われていた病名や症状名を施設上では登録して頂き、困ったことがあったときなどに相談していました。現在は保健師さんにもお世話になっています。


・支援や相談に関わる方へ

診断がついていない状態だと、どのように関わっていけばいいのか、よく分からない部分もあるのではないかと思います。診断がついていない状態は、病名がつけられるほどの大きな異常は指摘をされていないものの、苦しんでいたり、困っている症状を時にいくつも抱えている方も多いです。

私の場合も何かしらの病名や症状名をつけられたとしても、先生から心因性だろうと勝手に決めつけられてしまうことや他にも、本人が納得できないような、実際にはつけられている病名とは一致しない症状があったり、医療機関や先生によって判断が分かれるなどの経験をしてきています。

そんな中で私自身がこれまでに対応して頂いた支援員さんや相談時の対応で経験の中でありがたく感じたことを書きたいと思うので、少しでも何か参考になる部分があれば嬉しいです。

きっと、こういう病気だろうの決めつけやフィルターを通さず、具体的な症状の程度のことだけではなく、「受容がうまくできない時は、受容が難しいこと」や「何が一番困っているか」を聞いて頂けたりする場所があること自体が利用できる当事者団体や機関などが少ない立場にいると、とても助かりました。

また「困っていることに対してどんな対応ができるか」「利用できる可能性がある支援機関や制度」などの情報提供もありがたかったです。

便宜上や利用機関の登録上の都合などで、診断名がつけられたこともありましたが、その際は病名が必要となる具体的な理由やどんな病名や区分で登録しているかなどの事前に確認して頂けるとその後も抵抗感を大きく感じずに利用しやすかった印象があります。

その人の困っている状況に応じて、適切な支援が届くことを願っています。