・発達特性

私の場合は、小さく生まれてきたため、歩きはじめた時期が遅かったことや視能訓練も中学生頃まで、周りの視能訓練を受けていた子達と比べても長い期間、訓練を受けていました。現在は、言語理解に長けている面も持っているようです。

・発達検査を勧められたら受けるべき??

周りから発達障害を疑われた経験があることや、自分自身の特性や得意、不得意などを理解して説明するきっかけになればと思い、先生からの発達検査の提案を受けることにしました。


・得意なこと、難しいこと

得意なことと、苦手なことに差があり、限られた作業に集中し丁寧に作業することが得意な一方で、空間の把握や臨機応変な対応が苦手などといった一面を指摘されました。

発達検査の検査結果で、言語理解の項目が高めだったことや、実際に長くコールセンターのコミュニケーターとして勤務していたこと、BWAP2の検査でもコミュニケーションの項目評価が高かったため、コミュニケーション面は得意かと思っています。「コミュニケーション」と言っても、具体的な詳細を伝えることは得意でも、内容を要約することには苦手意識があるため、偏りがあるのかもしれません。

苦手な部分として、視覚情報などの処理を指摘されていて、空間把握や臨機応変な対応などが苦手な一面もあるかと思います。

特定の話題など、一部の場面では具体的に話した会話内容を特に意識せずとも長時間記憶できる時もありますが、記憶力や注意力が弱い部分もあるのか外出先でキャリーケースやサブバッグをそのまま置き忘れてしまいそうになることがありました。

その他にも、大きな音が時に過剰に反応してしまうほど苦手だったり、左足の裏の感覚過敏や逆に温かさや痛みなどが分かりづらい部分があります。



・発達障害の診断がついていないから誰に相談すればいいか分からない

発達障害の検査を先生から勧められたのが、私自身も最近になってからのことで、周りから指摘を受けるまでは、私の場合は、特に周りへ相談することを考えていませんでした。

周りの方から指摘を受けた時に、心配になったこともあり相談してみたいと思いました。けれども、相談先がすぐにはよく分かりませんでした。

発達障害の当事者の方から、発達障害の当事者団体の中には発達障害としっかりした診断がついていなかったり、手帳を持っていなくても参加できることがあると伺ったこともあり、参加のハードルが少し下がったように感じました。



・家族や学校、職場へ伝える/伝えない問題

簡単にどちらがいいと言い切れる問題ではないと考えています。

もし、生活や学校内や職場で特性から起こる困り事を抱えている場合は、「発達障害」という病名よりも

どういうことに困っているかや配慮してほしいことなどを伝えてもいいかと思います。

逆に、発達障害のことを伝えることで不利益を被ったりデメリットに感じることが多くて、現状での困り事が少ない場合は伝えない選択肢を選ぶことも可能です。

どちらを選ぶかは、当事者である本人自身が選んでいいことで、伝えるか伝えないかについて判断が難しかったり迷う場合は、信頼できる人へ相談してみるのもよい方法かと思います。私の場合は、発達検査の説明をして下さった病院の臨床心理士の先生に検査を受けるべきか相談した他、お世話になっている障害者職業センターの支援員さんや保健師さんに発達検査の前後で相談していました。



・数字が苦手だった私が助かった説明方法

数字を数えるのが苦手だったり、音楽のノートなどでも音符同士の度数を数えるのが苦手な私が助かったのは視覚的なイメージを使った説明でした。具体的な例えやツールやイラストなどの視覚情報を用いた説明のほうが概念を理解しやすかったように感じます。